五月十二日、ミャンマーのお坊さん三人がお寺を訪問くださいました。二人はミャンマー人でお一人は日本人の方です。前号でご紹介しましたミャンマーのお坊さん方です。
今現在静岡市には、約四五〇人くらいのミャンマー人の方が暮らしているそうです。これからの時代、様々な面で国際交流が進み、文化、宗教の交流も増えてくるのではないかと感じます。
ちなみにミャンマーの仏教では、祈ること、お経を唱えることと並んで、瞑想修行を行います。出家のお坊さんでなくても、瞑想が日常盛んに行われております。街中ではその様子がよく見られました。
仏教では、『今現在の自分の心のありよう』を静かに見つめることを大切にします。『今の心のありよう』が言葉になり、言葉が行動となり、日々が作られて行きます。
「瞑想」は、その時間を持つ一つの方法として実践されております。
機会があればご紹介させていただきたいと思います。
三月にミャンマー慰霊法要に行ったとき、
「マハーシー瞑想センター」という瞑想修行を中心に行う施設を訪問しました。
そこはヤンゴン市内の活気ある地域の一角にありましたが、都会の喧騒の中に静かな空間がありました。