近年さまざまな種類の葬儀が誕生し多様化しているので、生前から自分の葬儀についてお考えになる方は多くいらっしゃいます。終活という言葉も誕生し、人生のエンディングをご自身で決めるという考え方は、今や珍しいことではありません。こちらでは、葬儀を生前から考えておくことについてお話しいたします。
残されるご家族の為に
大切な家族が亡くなると、その悲しみの中で葬儀の準備をしなくてはなりません。悲しみの影響で不安定な精神状態の中、色々な葬儀のプランを考え決めることは相当な負担になります。また故人の遺志がはっきりと分からない場合は、本当にこの葬儀で良かったのかと、不安を抱えることもあるでしょう。しかし生前に決めておけば、そのようなことなく葬儀を執り行うことができます。
ご自身が今までの人生の中でこのような経験をし、家族には負担や不安を抱えてほしくないという気持ちから、生前に葬儀のことを考える方が多くいらっしゃいます。
ご家族と話し合って決めることができる
生きているうちから、葬儀のことを考えているとご家族が心配されていることもあるでしょう。しかし、ご自身の希望や理由を家族に話すことで、きっと理解してくれるはずです。何も決めていないと実際に葬儀を行う際、家族間でトラブルに発展する恐れもあります。事前に家族を含めて話し合えば、トラブルを回避することにも繋がります。
このように、葬儀を生前から考えることは、ご自身はもちろん大切なご家族のためにもなるのです。是非真剣にご自身の葬儀について考えてみてはいかがでしょうか。今生での我々の人生、命には限りがあります。如何に生き、旅立ちを迎えるか、縁を結んだ大切な家族とこころを通わせ、葬儀について考えることは大事なことのひとつではないでしょうか。
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