今年3月から始めました仏画会、
仏画を行う前に、日本画に慣れるため、皆さんで「天井画」を書いてみる、
ことにしよう。・・・ということになり、
そして、そして、本堂内陣天井に自分たちで描いた季節の草花を
奉納する・・・というチャレンジが始まりました。
これは講師先生としておみえいただいている丸茂先生のご提案でした。
はじめは、
「そんなこと無理じゃないの!?」
というような雰囲気もありましたが、
先生のご指導のもと、だんだんに絵が出来上がってまいりました。
日本画の基本的な道具一式をもとめていただき、
スタートいたしました!!
約25名で、約100枚の天井画の制作
一枚・・・直径約40㎝
素材は・・・和紙
制作していくうちに、みなさんそれぞれに、
楽しんでいただき、生き生きと描いていただきました。
9月8日に皆さんの絵を持ち寄り、
先生に見ていただきながら、裏打ちをする段階になります。
今年の11月のお会式までに天井に納めるよう、
皆さんで頑張ってます。
100枚の天井画となると、
なかなか見ごたえがあるのでは!!!と。
楽しみです。
どうぞ、お会式法要にご参詣し、皆さんご覧ください!!
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お手本を鉛筆でトレーシングペーパーに写し、
墨と筆で和紙に輪郭を描きました。
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そして輪郭を描いた和紙全体に「ドーサ液」をぬって、
顔彩の滲みを抑え、和紙の強度もアップ!
輪郭を墨で描いて、いよいよ色付けです。
こちらは、私がかきました。
一つ描くにも結構工程があり、時間がかかりました。
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墨で輪郭線を描き終えて、
顔彩を使って、色付けをおこないました。
↓
あとは丸く輪郭を切り、
表具屋さんに裏打ちをして頂きます。
いよいよ完成へ、次は天井に納めてまいります。