お正月に供えた門松やしめ縄などのお正月飾りは、どうしていますか?
どんど焼きとはお正月のお飾りや門松、それに書き初めなどを火にくべてお焚き上げする伝統行事です。
お正月に天から下りてきた歳神様が、どんど焼きの煙に乗って天に帰るとされ、それをお見送りするために行われると言われています。
どんど焼きという名前については諸説あるようですが「尊(とうと)や尊(とうと)」と囃しながら櫓で火を燃やしたのが、
訛って「どんど」に変わったという説や、どんどんと燃える様子から名付けられた説などがあります。
「どんど焼きは、歳神様が天に帰っていくための火祭り行事ということ。」です。
小正月の行事のため1月15日に行うところが殆どですが、14日や16日に行うという地域もあるようです。
【どんど焼きのお餅をさす3本枝の木
ー せっかくご近所の方が山からとってきて下さったのですが、今年は使えませんでした。・・・】⇒
私どものお寺のある富士宮のあたりでは地域ごとに行われ昔から14日が多かったですが、最近ではその近辺の土曜、日曜日といったところが増えてます。
今年は昨日、地域の「どんど焼き」(お寺のあるこの地域では隣保班ごとに)が行われました。
残念でしたが、今年は参加できませんでした。
『どんど焼きの火に当たると風邪をひかない。お餅を焼いて食べると健康増進に。』 など言われ、伝統行事としてこの地域では毎年行われております。
自然の炎の温かみは、エアコンやファンヒーターの暖かさとはまた一味違いますね。(日常生活はとても便利ですが。)
焚火の火にあたっていると、どうしてもあたっている側ばかりが熱くなり、背中が寒くなります。
表面!裏面! ・・・ と向きを変えながら温めないと!!!
出来れば、・・・まんべんなく温まりたいものです!
そのためには、時に向きを変えることが必要なのかもしれません。
人生の影の大半は、
自分が光をさえぎっていることに原因がある。
(アメリカ思想家の言葉)
【境内の蝋梅が、かわいい黄色い花をつけました。】