今年の夏は一段と暑さ厳しい夏でしたね。

9月に入り少しずつでありますが、

秋の気配が感じられるようになってまいりましたね。

お寺の近所では稲刈りも始まり、

黄金色の穂、コンバインの音が響き、

刈り終えた後の稲の香りが風に漂っております。

境内の蓮の花も終わり、

曼殊沙華(彼岸花)が田んぼの土手に咲きはじめました。

空の色も濃くなってきたようにかんじます。

お檀家さんに、今年の新米をお供えいただきました。

早速、仏様におあげいたしました。

ありがとうございます。

盂蘭盆 施餓鬼法要

8月14日、盂蘭盆施餓鬼法要を営みました。

新盆をお迎えになる霊位、各檀信徒様のご先祖様の供養の法要をいとなみました。

法要には多くの檀信徒、ご家族の方々がご参詣いただき、

ご一緒にご回向申し上げました。

境内参道には竹灯籠を灯し、

ご先祖さま、各精霊をお迎えいたしました。

そして16日夕方には送り火を灯し、

お送りいたしました。

私たちは、はるか、はるか昔からのご先祖様の縁、

そして父母の縁、様々なご縁を経て、

今、この世、今生でそれぞれに存在し、命を表現しております。

その気の遠くなるような流れを意識して、感じて、

これからの一日一日の歩みを進める節目、

それを与えてくれるのが、

お墓参りの時、ご先祖さまへ供養をささげるひと時であるように思います。

今日、誰かが木陰で休むことができるのは、

遠い昔、誰かが木を植えてくれたからなのです。

【ウォーレン・バフェット アメリカの投資家】