• 鎌倉時代の「随筆・方丈記」の書き出しの一説で・・・。
  • 泡にも大きいもの、小さいもの、青い泡、赤い泡、
  • さまざまで、長く留まるものもあれば、パッとはじけるものも。

今年は戌年です。わたしは戌年生まれで、

今年4周り目になります。

 

体感温度、体に感じる温度、という意味でいつも使いますが、

同じ気温でも風が吹いていれば、体に感じる温度は違うものですね。

体感時間・・という言葉もあります。

体に感じる時間、楽しいときは短く感じ、苦しいときは長く感じる・・

私たち日常のささいなこと、ちょっとした場面を振り返って、

う~ん・・・確かにと思えます。

今からおよそ800年前の時代、鎌倉時代に書かれた方丈記、

今現在の私たちの今生も、全く同じ”ときの流れ”のなかにあり、

一時としてとどまることなく、流れ、変化し続けております。

今年一年、それぞれの立場、環境のなか、地道に歩んで参りましょう。

その時、何を感じ、何を思い、・・・・

行く河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず、
よどみに浮かぶ泡沫は、且つ消え、且つ結びて、
久しくとどまりたるためしなし、
世の中にある人と住家と、またかくの如し。

山の頂上に立つ喜びは、

 もしそこへ至るまでに越えるべき暗い谷間が一つもなければ、

                       半減されるでしょう。

  【ヘレン・ケラー】アメリカの社会福祉活動家1880~1968