ここのところ雨が続きふと思い、シイタケの榾木をみにいってみると、たくさんのシイタケが出来ていました。タイミングがよくちょうどいい塩梅の大きさに育っておりました。

少しタイミングを逃すと、開き過ぎて005しまいます。

このシイタケの榾木は、近所の方がお寺の裏山から木を切り出して、菌を植え付けて作ってくださったものです。環境によってですが4~5年くらはシイタケがとれるそうです。子供のころは、祖母がいろいろと野菜をたくさん作っていて、シイタケもお寺の裏で作っていたような記憶があります。

採れたてのしいたけは、味はもちろん、格別に”かおり”、シイタケの香りが違います!! 醤油をかけて焼いて頂くのが何ともおいしいです。

 恵み・・・というものは有難いものです。まさに自然の香り、です。   

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  【収穫後、天日に当てて】

 

 

 「眼・耳・鼻・舌・身」。私たちは五感からさまざまな、音、匂い、味、感触を感じます。仏教では「六根」という言葉があります。「眼・耳・鼻・舌・身・意」の六根です。「意」とは「こころ」。五感で感じたものを「心」で解釈、受け止めます。自分の「こころ」の状態で、色、音、匂い、味、感触、そのすべてが違ってきます。・・・・・・

 逆に、色、音、匂い、味、感触、さまざまな外からの刺激によって、「こころ」の状態に影響を与え、「こころ」に変化が起こります。相互の作用です。忙しいとき、悩んでいるとき、そんな時こそ「外からの刺激」・「自分の心の状態」を観察してみると、違った糸口が見つかるかもしれません。

来週は、師走らしく冷え込みが厳しくなってくるようですが気温の変化に気を付け、今年一年を振り返り大切にお過ごしください。